介護業界の仕事に興味を持っている方の中には、「出来るだけ利用者に近い仕事をしていきたい」と考えている方もいると思います。「資格を取得するのであれば、国家資格を目指したい」と考えている方もいるでしょう。そんな方は、社会福祉士の資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。
そもそも、社会福祉士というのはどういった仕事かというと、利用者の方の心身障害、環境状態などに合わせて、どういったサービスを行っていけば日常生活がスムーズに行えるのかなどを考え、提案していくことが仕事となります。社会福祉士は、利用者本人だけではなく利用者家族とも接する立場となりますから、やりがいの大きな仕事となるでしょう。利用者、利用者家族からは様々な相談を受けることもありますから、これらに対し適切なサービスを提案したり、アドバイスや助言などを行っていくことになります。介護福祉士同様、国家資格となりますから資格取得をすることで転職時には強みとなるでしょう。場合によっては、サービス事業所、医師などに連絡し、調整などを行っていくことも必要となりますから、コミュニケーションが必要な仕事ともなります。社会福祉士の資格は、年に一度試験が行われており、試験内容は筆記のみとなっています。
このように、介護資格の中には社会福祉士という国家資格もあります。国家資格となっているため、受験資格などもありますので事前にしっかりと確認しておくことが大切です。「人と接することが好き」と感じる方にとっては、とてもやりがいのある職種といえるでしょう。利用者の方や利用者家族の方から「ありがとう」と言われることも多いですから、やりがいは大きいですよ。